葛根湯(かっこんとう)

葛根湯は一番有名な漢方薬かと思います。葛根湯は7種類の生薬から構成されていて、その名と通り、葛根が含まれます。葛根とはクズという紫色の花を咲かせる植物の根っこになります。「葛」をクズと読むのですが、これはよく知る「クズ餅」のクズで、クズ餅もクズの根を粉にしたものになります。ちなみに、市販のクズ餅は葛の根自体が高価なので小麦粉が使われているものがほとんどだそうです。そして、葛根の他、大棗、麻黄、甘草、桂枝(皮)、芍薬、生姜の計7種が合わさったものが葛根湯になります。
 
風邪の引き始めに効果があり、ゾクゾクする寒気を感じた時などに飲むと良いでしょう。葛根湯には、発汗作用があるので、汗は身体から熱を放散するためにかき、汗が蒸発する時に気化熱(水分が気体になる際に空気中の熱を奪います、湿布もその原理です)をおこして体の熱を下げてくれます。
 
 また、風邪の引き始めだけではなく、鼻炎、中耳炎、結膜炎、角膜炎、扁桃炎、乳腺炎など、炎症を起こす病気の初期症状にも効果がありますし、頭痛、神経痛、筋肉痛、肩こりなどにも効果が期待でき、万能ともされています。
 
 ですが、万能といっても注意が必要で、比較的に体力がある方、東洋医学でいうと「実証」の方には適していますが、虚弱体質の方、胃腸の弱い方、発汗の強い方には不向きの場合があります。葛根湯に含まれる麻黄には、心臓や血管に負担をかける作用があるため、脳卒中、心臓病、高血圧など循環器系に持病がある方は、お医者さんに相談が必要になりますのでご注意ください。

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